去る2019年12月9日、MACHプロジェクトにおいて赤潮原因藻類を含む微生物のDNA解析を行う為のサーバーがいよいよフロンテラ大学(UFRO)に設置されました。このことを受け、科学計算・モデリング研究センター(CMCC)において、サーバー設置のお披露目式を開催しました。尽力いただいた大学関係者を招待し、MACH共同研究者でCMCC副センター長のÁvila教授が進行役を務め、プロジェクト主任研究者である丸山教授 はじめ、プロジェクトメンバー及びUFROと新しく共同研究を始める日本側研究者等多くの人が参加しました。
Hunter副学長にÁvila教授から記念品(そろばんセット)贈呈
このサーバーはSATREPS MACHプロジェクトの供与機材として、今後はUFROによって管理・運用される予定です。こちらのサーバーの主な目的はプロジェクトチーム(漁業振興研究所, ロスラゴス大学、アントファガスタ大学)によって収集されたサンプルのDNA解析を行い、微生物と藻類の出現パターンを調べて、プロジェクトの一番の目標である「HAB(有害・有毒藻類ブルーム)の予想モデルの開発」に繋げていくことです。
このサーバーが設置されたことにより、我々の研究作業が加速することが期待されます。いつもSATREPS MACHプロジェクトをサポート、今回のサーバー設置準備についても多大なるご支援を頂いた下記UFROメンバーに深く感謝いたします。
UFRO関係者
研究副学長 Dr. Renato Hunter
工学科学部長 Dr. Rodrigo Navia
科学技術バイオリソース中核拠点長 Dra. María de la Luz Mora
科学計算・モデリング研究センター長 Dr. Patricio Galeas
Ávila教授の案内で「そろばん」サーバを見学するHunter副学長とMora BIOREN拠点長