チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用 (Monitoring of algae in Chile)
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JICAチリ支所長に本プロジェクト代表機関のラフロンテラ大学(UFRO)を訪問いただきました。

ニュース
2019.03.15

 2019年1月24日に、半谷良三JICAチリ支所長にラフロンテラ大学(UFRO; Universidad de La Frontera)を訪問いただきました。UFROは、本SATREPS MACHプロジェクトのチリ側Core Project Members4機関の代表機関(プロジェクトディレクター機関)で(link) 、学長から事務官に至るまで様々な協力をいただいています。
 UFROでは、半谷JICA支所長に本SATREPS MACHプロジェクトのプロジェクトディレクターであるDr. Milko Jorquera教授、本プロジェクト共同研究者のDr. Jaquelinne Acuña准教授、本プロジェクト雇用のラボアシスタントのMr. Ignacio Rillingと会談いただきました。また、京都大学の藤吉助教と河合研究員からもUFROにおけるプロジェクトの進捗状況を報告し今後の課題を共有しました。
 UFROのモデル・コンピューターサイエンスセンター(CEMCC; Centro de Excelencia de Modelación y Computación Científica)にも足を運んでいただき、本プロジェクトに共同研究者として参画しているDr. Andrés Ávila教授と技術員のMr. Raphael Verdugoとの協議(Ávila教授はドイツに出張中のためインターネット会議)、ならびに、サーバー室の視察をしていただきました。サーバ室には、今後プロジェクトで調達予定の大型サーバーが設置される予定です。CEMCCセンター内のウェブページで本MACHプロジェクトの紹介を頂いていること(link)やプロジェクトで調達予定のサーバが稼働するまでの間センターのサーバの一部を提供いただいていることなどを説明しました。

 また、UFROのBIOREN (科学技術バイオリソース中核拠点; Scientific and Technological Bioresource Nucleus) 拠点長のDr. Maria de La Luz Mora教授との会談も行われました。BIORENにはMACHプロジェクト日本人関係者(藤吉助教・河合研究員・三須MACHプロジェクト業務調整員)のための専用オフィス2部屋をご用意いただくなど全面的なサポートをいただいています。会談ではMora拠点長から、BIORENのさらなる国際化を図るべくBIORENもしくはUFROとのダブルディグリー協定(参考)を結べるチリ国外の大学を模索中で、日本にこの様な制度があり上記制度を進められる機関・大学などがあれば紹介してほしい旨など、プロジェクトへの期待が表明されました。