チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用 (Monitoring of algae in Chile)
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チリにおける有害藻類赤潮モニタリングに関するプロトコルを公開しました

ニュース
2020.11.12

20201020日、MACHプロジェクトのチリと日本の研究者は、「Protocols for Monitoring Harmful Algal Blooms for Sustainable Aquaculture and Coastal Fisheries in Chile」と題する研究論文をInternational Journal of Environmental Research and Public Health誌に発表しました。

この論文は、プロジェクトで用いている物理的、化学的、微生物学的、分子生物学的な様々な分析方法を統合し、有害赤潮藻類(HAB)のモニタリング手法として標準化したものです。

プロジェクトメンバー全員が、プロトコルの確立に献身的に貢献し、現在、このプロトコルを遵守したフィールド調査や実験室調査を実施しています。この記事ではチリのHABモニタリングに焦点を当てていますが、この標準化されたプロトコルは、世界の他の地域のHAB研究者にとっても有益なもので広く活用されることが期待されます。

本論文は「オープンアクセス」として公開されており、https://doi.org/10.3390/ijerph17207642 から入手可能ですので、詳細については論文を確認ください。