2020年1月前半に、ラフロンテラ大学で2週間の夏期短期集中ゲノムインフォマティクス実践講習会を開催しました。本プロジェクトのÁvila教授(ラフロンテラ大学)と河合博士(京都大学)が協力してプログラムを作成し、Ávila教授、藤吉助教(京都大学)、Abanto助教(ラフロンテラ大学)、河合博士、Larama技術員(ラフロンテラ大学)が講師を務め、基礎的な事項から実践的な内容への導入まで一通り網羅した講習を行いました。
本夏期講習会は、UFROの正規大学院科目として採択され、受講者に単位を認定しました。開催にあたっては、生物系と情報系それぞれの研究所(BIOREN;科学技術バイオリソース中核拠点、CEMCC;モデリング・計算科学センター)から賛同いただき、Dr. Mónica Rubilar Días大学院教育担当部長はじめ関係諸兄諸姉に円滑な開催に向けご協力いただきました。また、演習・実習を本プロジェクトの研究用サーバー「そろばん」を用いて実施するために、Raphael Verdugo技術員がサーバ設置から受講者向けアカウントの作成やネットワークセキュリティの設定と接続試験など様々な設定を行いました。
今後もUFROひいてはチリのゲノム分野の研究レベルの向上に寄与するべく、講習プログラムを企画・展開していく予定です。