チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用 (Monitoring of algae in Chile)
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MACHプロジェクトはJICAチリ支所との対面会議を再開

ニュース
2021.07.31

JICAチリ支所藤田敦子氏(プロジェクトコーディネーター)がLa Frontera大学を訪問

 7月27日(火)、国際協力機構(JICA)チリ支所の藤田敦子氏が、MACHプロジェクトリーダーであるLa Frontera大学のMilko Jorquera教授率いる微生物生態学研究室(EMALab)チームと会議を行いました。藤田氏は研究の進捗状況と、プロジェクトの今後の課題について協議をした後、研究室とラボバスを訪問し、プロジェクトで調達された各種機材の運用状況についても確認を行いました。
 また今回の訪問の一環として、藤田氏はプロジェクトで供与された「そろばんサーバー」を管理する科学計算・モデリング研究センター(CMCC) のAndrés Ávila教授も訪問しました。このサーバーはプロジェクトに供与された2台のうちの1台で、モニタリングで得られたサンプルのDNA配列の解析等に使われています。
 チリ国内における新型コロナウイルス感染状況が改善されたことにより、プロジェクト関係機関同士が再び顔を合わせることが出来るようになりました。
 また、パンデミックにより1年2か月チリから退避していたプロジェクト調整員である三須裕二専門家が、チリ・テムコ市の状況改善されたことを受け、先週無事にテムコ市に再着任されたことをお知らせします。

EMALab実験室を訪問・MACHプロジェクトの進捗状況を確認

 

ラボバスを訪問・各種機材の使用方法について説明を受ける

CEMCCを訪問・そろばんサーバーを担当する Ávila教授率いるバイオインフォマティクスチームとの会議